子宮頸がんワクチン名古屋市|公費無料接種について
2022.04.22
HPVワクチン
子宮頸がんワクチン
子宮頸がんワクチンとは
子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンでHPVワクチンとも言われています。公費では100種類以上あるHPVのうち、子宮頸がんを起こしやすいタイプのHPV16型とHPV18型の感染を防ぐことができます。
公費(無料)の対象となる人
定期接種
小学校6年生から高校1年生相当
キャッチアップ接種
1997年4月2日から2006年4月1日生まれ
過去にHPVワクチン接種を合計3回受けていない方
(過去に2回接種の場合、3回目はキャッチアップ接種の対象)
厚生労働省:キャッチアップ接種について
厚生労働省:ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~
持ち物
母子手帳
住民票が名古屋市にあることが確認できる書類
クーポン券(4月末に発送予定)
予約方法
ワクチンの種類
サーバリックス(公費対象)
2価:HPV16型とHPV18型
当院での取り扱いなし
ガーダシル(公費対象)
4価:HPV16型、HPV18型、HPV6型、11型
シルガード9(公費対象外)
9価:HPV16型、HPV18型、HPV6型、HPV11型、HPV31型、HPV33型、HPV45型、HPV52型、HPV58型
世界の主流は9価のワクチン「シルガード9」です。日本でもシルガード9の定期接種を望む声が多くありますが、現時点では厚生労働省にて9価HPVワクチンを定期接種に用いることになった場合に検討を要する論点について、今後検討を継続していくことが決定してるのみで、残念ながら具体的な日程等は決まっておりません。
さいごに
公費でガーダシルを打つべきか、シルガード9を打つべきか?シルガード9が公費になるまで待とうかな?と悩むことと思います。公費で接種できる年齢が限られていることと初回の性交渉前に最も効果が認められるため、待つことがデメリットになる場合もあります。
当院では、5月中に「シルガード9」の1回目を接種した場合には、1回目は29,800円(税込み)にて接種が可能です。